江戸時代の暦「二十四節気」

江戸時代の暦は、月の満ち欠けに合わせた太陰太陽暦、現在では旧暦と呼ばれる暦でございました。
月の満ち欠けの周期は、およそ29.5日でございまする。
というわけで江戸時代の暦は、29日の小の月と30日の大の月でし示された日付の記載がない「大小暦」という暦が一般的でございました。
しかしながら、一ヶ月が29.5日ということは旧暦では一年が354日となり、四季の巡りにそった現在の太陽暦の一年が365日よりも11日短くなってしまいまする。
そこで閏月というものを三十三ヶ月に一回入れた閏年を設けたのでございまするが、これがまたその閏年が、384日という日数になってしまい暦と四季のずれが生じてしまうのでございまする。
そこで一年365日を15日づつの二十四で分けましてございまする。

立春 正月節(二十四節気) 二月 四日頃(新暦)
雨水 正月中(二十四節気) 二月十九日頃(新暦)

啓蟄 二月節(二十四節気) 三月 六日頃(新暦)
春分 二月中(二十四節気) 三月二一日頃(新暦)

清明 三月節(二十四節気) 四月 六日頃(新暦)
穀雨 三月中(二十四節気) 四月二十日頃(新暦)

立夏 四月節(二十四節気) 五月 六日頃(新暦)
小満 四月中(二十四節気) 五月二一日頃(新暦)

芒種 五月節(二十四節気) 六月 六日頃(新暦)
夏至 五月中(二十四節気) 六月二一日頃(新暦)

小暑 六月節(二十四節気) 七月 七日頃(新暦)
大暑 六月中(二十四節気) 七月二三日頃(新暦)

立秋 七月節(二十四節気)八月 八日頃 (新暦)
処暑 七月中(二十四節気) 八月二三日頃(新暦)

白露 八月節(二十四節気) 九月 八日頃(新暦)
秋分 八月中(二十四節気) 九月二三日頃(新暦)

甘露 九月節(二十四節気) 十月 八日頃(新暦)
霜降 九月中(二十四節気) 十月二三日頃(新暦)

立冬 十月節(二十四節気) 十一月 八日頃(新暦)
小雪 十月中(二十四節気) 十一月二三日頃(新暦)

大雪 十一月節(二十四節気) 十二月 七日頃(新暦)
冬至 十一月中(二十四節気) 十二月二二日頃(新暦)

小寒 十二月節(二十四節気) 一月 六日頃(新暦)
大寒 十二月中(二十四節気) 一月二十日頃(新暦)

このような暦ならば春夏秋冬、四季の節目がわかりやすくなりまする。
これを二十四節気と申しまする。
この二十四節気に合わせて、江戸時代では様々な季節の行事が催されたのでございまする。